装飾古墳ガイドブック

装飾古墳ガイドブック

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出版社
新泉社
著者名
柳沢一男
価格
2,750円(本体2,500円+税)
発行年月
2022年2月
判型
A5
ISBN
9784787721136

石室を埋めつくす赤・黒・緑・黄の三角文、騎馬や船の図文、天空の星のようにちりばめられた珠文、得体の知れない怪獣のような図文、謎の直弧文や双脚輪状文、蕨手文……。装飾古墳の不思議な図文は人の目を惹きつけ、古代のロマンをかき立てます。それらの写真を大きく掲載した本もたくさん刊行されています。
 しかし、古墳の装飾がどの地域で、どんな図文からはじまり、どのように変化・波及し、終息していったのか、そもそも何のために装飾をしたのか、その歴史は案外知られていないように思います。
 本書は、考古学研究でわかってきた装飾古墳の歴史をわかりやすく解説しようとするものです。目を引く図文だけでなく、それが描かれた古墳の写真や石室の図版、さらに分布図などをたくさん収録しました。
 装飾古墳に表現されたさまざまな図文は、たんなる墓室内の飾りではありません。古墳時代の人びとの死者への想いが表現されたものです。九州の数多くの装飾古墳をとおして、その想いに触れる旅に出てみませんか。

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