日本を代表する振付家・ダンサー、山田うん。
“Co.山田うん” 新作公演「ストラヴィンスキー・プログラム」の下に集った5人のクリエイターが綴る「三回限りのできごと」のこと。
20世紀を代表する作曲家ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」は初演時に暴動が起きたという逸話も残る近代音楽の傑作と言われています。
「ストラヴィンスキー・プログラム」は、いずれもストラヴィンスキーの筆による3つの楽曲を用いた“Co. 山田うん”の新作公演です。
ピアノ、空間美術、ドローイング、衣装、そしてダンス。5人のクリエイターそれぞれが職人的な専門分野を持ちながら、共同作業によりひとつの作品が組み上げられていきます。
本書は、その過程で各人の思う、作品への向き合い方、思考の流れ、ひらめきなどを綴ったドキュメントであり、一線級の表現者の源泉に触れる随筆集です。
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