悪い言語哲学入門

ちくま新書

悪い言語哲学入門

取り寄せ不可

出版社
筑摩書房
著者名
和泉悠
価格
924円(本体840円+税)
発行年月
2022年2月
判型
新書
ISBN
9784480074553

「あんたバカ?」「だって女/男の子だもん」。私たちが何気なく使う多くの言葉のどこに問題があるのか? その善悪の根拠を問い、言葉の公共性を取り戻す。

あの人から言われた「あんたバカぁ?」

元大統領が言う「○○人は○○だ!」

「悪気があったわけではない」



どこまでがセーフで、どこからがダメなのか?



「あんたバカぁ?」「このタコが!」「だって女/男の子だもん」。私たちが何気なく使う言葉にも、悪い言葉がたくさん潜んでいる。では、その言葉は本当はどこが悪いのか? さらには、どうしてあの言葉はよくてこれはダメなのか? 議論がつきない言葉の善悪の問題を哲学、言語学の観点から解き明かす。読み終えると「ことば」への見方が変わるはず。



【目次】

はじめに



第1章 悪口とは何か――「悪い」言語哲学入門を始める

1 私たちは言語のエキスパートではない

2 悪口の謎

3 言語哲学を学ぶということ



第2章 悪口の分類――ことばについて語り出す

1 内容にもとづいた分類

2 形にもとづいた分類

3 行為による分類



第3章 てめえどういう意味なんだこの野郎?――「意味」の意味

1 意味を学問する

2 意味の外在主義と内在主義

3 意味が担う四つの機能



第4章 禿頭王と追手内洋一――指示表現の理論

1 武士を法師と呼ぶなかれ

2 固有名

3 確定記述



第5章 それはあんたがしたことなんや――言語行為論

1 語用論

2 言語行為論



第6章 ウソつけ!――嘘・誤誘導・ブルシット

1 嘘つきは泥棒のはじまり

2 嘘とは何か

3 嘘でなければいいじゃない



第7章 総称文はすごい

1 主語がデカイ

2 「だって女/男の子だもん」



第8章 ヘイトスピーチ

1 ヘイトスピーチとは何か

2 「ヘイト」と「スピーチ」の概念分析

3 「蒸気船」としての言語



おわりに――悪口の謎を解く



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