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環境と経済の両立を模索する新興国の指導者たちは国の行く末をいかに決定するのか.
本書では,規範的見地に偏重するグローバル・ガバナンス論に修正を試み,大統領・国家主体・社会主体の複雑な連携と選択を捉えながら,ブラジルにおいて野心的な気候変動政策が形成された道筋を明らかにする.
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