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あなたが不幸せなのは毒親のせいかもしれません。
でも、それは過去です。
罪悪感・自己嫌悪は手放し、
自分の人生を生きましょう。
精神科医の斎藤学氏は、「アダルト・チルドレン」という概念を日本に紹介した家族問題の第一人者。
アダルト・チルドレンは、暴力をふるう親やアルコール・ドラッグなどに耽溺する親のもとで、「子どもなのに子どもらしくいることができず、機能不全家族のなかで大人になった人」のことをさす。そのため「毒親」という言葉が流行してから「自分も毒親に育てられたACだ」という人が氏のクリニックを多数訪れる。
「親がこんなふうにひどい毒親だったので、自分はこうなってしまった」
「毒親を見返したい」
「毒親に毒だったと気づかせ反省させたい」
確かに、あなたの親は毒親だったかもしれない。
しかし、自分がアダルトチルドレンであると気づくことは、人生をやり直すための出発点である。
「毒親」という言葉を使うと、毒親に育てられたから自分の人生がダメになったという、宿命論となり、着地点となってしまい、そこには未来が見えない。
どこからが毒親かという線引きはできない。
毒親のせいにしていては、自分の人生が歩めない。
「もう毒親と言うのはやめませんか?」
自分の人生を取り戻すために、毒親からの卒業を促す一冊。
自分の親が毒親だったと気づくことは
人生をやり直すための出発点である
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