通俗小説からみる文学史

通俗小説からみる文学史

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出版社
法政大学出版局
著者名
張文菁
価格
5,390円(本体4,900円+税)
発行年月
2022年2月
判型
A5
ISBN
9784588495205

日本の植民地統治が終わると、台湾はそれまでの「国語」を失い、図書市場を新たに構築せざるを得なくなった。国民党政権から反共文芸を推奨されるなか、巷の貸本屋で読まれたものは何であったか。作家や作品に加え、政策、市場、メディア、読者の多角的な視点を加えた全7章。文壇から追放された商業出版のしたたかな戦略と共に、恋愛小説がジャンルとして認知される過程を描き出す。

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