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渋谷の街とネズミを通じて、
ぼくはコロナ禍を身体で実感し、
その変化を観察し続けてきた――石川直樹
COVID 19、緊急事態宣言、東京オリンピック、再開発・・・
2020-2021年にかけて、非日常の路上を舞台に パンデミック下を生きる人々と跳梁するネズミたちを
這って追って捉えた「異色の写真集」!
寄稿:高橋源一郎・伊藤俊治
ギャラリーエークワッド(地下鉄東西線・東陽町駅すぐ)にて
2022 年 2 月 17 日(木)まで
「石川直樹 ― STREETS ARE MINE」展を開催中!
■カミュ『ペスト』に着想を得て始まった撮影
2020年4月、緊急事態宣言が発令される中、渋谷でネズミ大量発生のニュースを耳にした石川さんは、1匹のネズミの死体がパンデミックの始まりを知らせたカミュの名作『ペスト』に着想を得て、渋谷の街とネズミの撮影を始めました。
■都市の中でむくむくと野生が目覚めている
タピオカドリンクをストローで飲むネズミ、ストロングゼロで千鳥足になるネズミ、ネズミを殺すハト、路上飲みで倒れた人々など、パンデミック・東京五輪下の渋谷の生のあり方を、カメラと視点を変えながら重層的に捉えた記録!
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