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ルソーにおける「統治」とは何か。「一般意志」は全体主義と結びつく悪なのか。フーコーの統治論を援用し、新しいルソー像を示す。
ルソーの「一般意志」は「社会契約」の締結により生まれた共同体の意志であり、正義の基準、法の源、何より自由を保全する原理とされるが、共同体に君臨するもののようにも思われてきた。本書では、「一般意志」が実は「特殊意志」によって侵食される脆弱なものであり、「統治」によって防衛されなければならないことを明らかにする。
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