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国内において2020年1月より悪影響を及ぼしてきた新型コロナウィルス感染拡大は、2022年1月で丸2年が経過した。最近時、2021年末にかけて収束の兆しを見せていたが、2022年初頭以降、感染力が強い新たなオミクロン株により予断を許さない状況が続いている。
今回は、副題に”サバイバル時代ーコロナ&脱炭素挑戦戦略”を掲げた。業種や業態に問わす大半の企業にとって、
①短期的には「コロナ渦」に向けたサバイバルと挑戦戦略
②中長期的には「脱炭素化」に向けたサバイバル挑戦戦略
が最重要課題となる。
本文は2章立て。①と②に関する事例の収集・構成を中心に編集した。Ⅰ章は本年版の結論的総括であり、Ⅱ章は10業種・業態別の
代表例及びパラダイム変革を主力に整理・分析した。
Ⅰ.サバイバル時代ーコロナ&脱炭素サバイバル挑戦戦略
Ⅱ.業種・業態別のパラダイム変革&トップ企業の長期・計画ビジョン
当「企業戦略白書」は1986年に「21世紀への企業戦略」名で発刊して以来、好評を博しているシリーズである。1997年版から書名を「企業戦略白書」とし、今回の2021年版が第16弾となる。
収録内容は前回版を継、主に2021年2月~2022年1月までの最新事象及びデータを網羅した「企業戦略事例集」である。
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