よくわかる香道歴史から作法まで香りの世界を深める

コツがわかる本

よくわかる香道歴史から作法まで香りの世界を深める

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出版社
メイツユニバーサルコンテンツ
著者名
三條西堯水
価格
2,090円(本体1,900円+税)
発行年月
2022年1月
判型
A5
ISBN
9784780425611

★ 悠久の時をつなぐ伝統と趣を、
わかりやすく解説。

★ 文化としての変遷、所作、組香など。

★ もっと知りたい香りのこと。

★ 「雅」に触れて味わう時間が、
豊かな気持ちを届けてくれます。


◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆

日本史を彩る藤原道長や織田信長、
徳川家康等の権力者達を魅了してきた香木があります。
その香木=沈香は日本国内では採れず、
東南アジアにのみ産する自然の神秘を秘めた希少品です。
例え同一の香木であっても、
その香りはいろいろな条件によって
さまざまな表情を魅せ、
一瞬一瞬で千変万化します。

香木との出会いはまさに人との
出会いに似ています。
上質な香りを持つ木を国内に持たない日本において、
初めて我々の祖先達が上質の香りに出会ったのは
およそ1500年前の飛鳥時代になります。
それ以降権力の象徴として使用されてきたお香は、
官立の大寺院から公家、
そして武家へと支配層が変わっていくのに合わせ、
その使用方法も変わっていきます。

約1200年前の平安朝における公家たちの薫物文化と、
沈香木を賞翫(しょうがん)する
約500年前の武家文化が結びつき足利義政、
三條西実隆、志野宗信らによって香道が誕生します。

香道ではその中心には常に香木があります。
お香を〓く香元は希少な沈香木に
敬意を持ち〓きます。
香道で使用する道具は
香木を〓くための工夫が凝らされています。
香道の席では和歌などの文学を題材として
香りを鑑賞する組香が主として行われます。

このような香りの楽しみ方は日本独自の形です。
香道の経験は、地球の自然が作り出す神秘の香りを持つ
沈香との出会いだけでなく、
日本文化へのいろいろな興味を
見出すことができるでしょう。
その助けとしてこの本を
ご覧いただければと思います。

三條西堯水


◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆

☆第一章 香道の基本
* 香道とは
* 香木とは
* 香木の成り立ち
* 六国五味とは
・・・など

☆第二章 香道の歴史
* 日本に伝わったお香
* 鑑真和尚が伝えた薫物
* 平安時代のお香
* 室町時代のお香
・・・など

☆第三章 香道の所作・作法
* 香の〓き方
* 灰手前のやり方
* 香の聞き方は
* 香席とは
* 組香とは
・・・など

☆第四章 知っておきたい組香
* 組香小記録の見方
* 春/立春香
* 残花香
* 夏/五月雨香
* 武蔵野香
・・・など

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