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行政法の事例問題をストーリー化!
新人弁護士・篠宮楓を訪ねて来た依頼者は宝石商。
依頼者は「X県から、業務停止命令が予告された弁明通知書が届いた」と打ち明ける。
楓は事件を受任することにし、
依頼者を救うための法律論を組み立てることに。
「どの事実を主張すればよいか」「有利な判例はないか」「どの訴訟を選択するべきか」
楓は、同じ事務所の鬼道政義弁護士と論戦しながら、事件解決に向けて奮闘する。
楓は依頼者を救うことができるのか!?
「長文の行政法事例問題」を意識したストーリーで、
弁護士の訴訟選択、要件検討、具体的事実のあてはめを追体験できる!
読んで楽しい! 試験勉強に必ず役立つ!
法律学習者のための新しい「お仕事小説」!
目次
第1章 不利益処分の告知にどう対応するか?
第1話 ノキ弁先はブラック事務所! -奴隷契約の始まり
解説1 行政法事例問題はなぜ難しいのか
第2話 依頼者、来訪 -法律相談
解説2 行政法事例問題における事案検討の手順
第3話 お前、本当に弁護士か? -弁明対応 その1
解説3 適正手続4原則
第4話 事件のスジが動いた -弁明対応 その2
解説4 聴聞対応と弁明対応
第2章 処分を差し止めるにはどうすればよいか?
第5話 それでも行政庁は止まらない -行政不服審査制度
解説5 行政不服審査の流れ
第6話 差し迫る業務停止命令 -抗告訴訟及び仮の救済
解説6 抗告訴訟及び仮の救済の選択
第7話 弁護士にできることはまだあるか -公表の差止め
解説7 処分性とは
第3章 本案上の主張をいかに組みたてるべきか?
第8話 裁判所を説き伏せろ! -本案論の組み立て方
解説8 本案勝訴要件
第9話 脅迫、パワハラ、再契約 -奴隷契約からの解放
解説9 行政法をめぐる多様な弁護活動
第4章 処分を義務付けるにはどうすればよいか?
第10話 新たな事件 -二面関係と三面関係
解説10 二面関係と三面関係
第11話 訴訟までのハードルを跳び越えよ -第三者の原告適格
解説11 原告適格
第12話 行政処分は出る? 出ない? -処分等の求め
解説12 「行政指導の中止等の求め」と「処分等の求め」
第13話 そして弁護士人生は続く -エピローグ
解説13 もう一歩先へ進むためのブックリスト
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