新人弁護士カエデ、行政法に挑む

新人弁護士カエデ、行政法に挑む

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出版社
学陽書房
著者名
大島義則
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2022年2月
判型
A5
ISBN
9784313511903

行政法の事例問題をストーリー化! 

新人弁護士・篠宮楓を訪ねて来た依頼者は宝石商。
依頼者は「X県から、業務停止命令が予告された弁明通知書が届いた」と打ち明ける。

楓は事件を受任することにし、
依頼者を救うための法律論を組み立てることに。

「どの事実を主張すればよいか」「有利な判例はないか」「どの訴訟を選択するべきか」
楓は、同じ事務所の鬼道政義弁護士と論戦しながら、事件解決に向けて奮闘する。

楓は依頼者を救うことができるのか!?

「長文の行政法事例問題」を意識したストーリーで、
弁護士の訴訟選択、要件検討、具体的事実のあてはめを追体験できる! 

読んで楽しい! 試験勉強に必ず役立つ!
法律学習者のための新しい「お仕事小説」!

目次
第1章 不利益処分の告知にどう対応するか?

第1話 ノキ弁先はブラック事務所! -奴隷契約の始まり
解説1 行政法事例問題はなぜ難しいのか

第2話 依頼者、来訪 -法律相談
解説2 行政法事例問題における事案検討の手順

第3話 お前、本当に弁護士か? -弁明対応 その1
解説3 適正手続4原則

第4話 事件のスジが動いた -弁明対応 その2
解説4 聴聞対応と弁明対応


第2章 処分を差し止めるにはどうすればよいか?

第5話 それでも行政庁は止まらない -行政不服審査制度
解説5 行政不服審査の流れ

第6話 差し迫る業務停止命令 -抗告訴訟及び仮の救済
解説6 抗告訴訟及び仮の救済の選択

第7話 弁護士にできることはまだあるか -公表の差止め
解説7 処分性とは


第3章 本案上の主張をいかに組みたてるべきか?

第8話 裁判所を説き伏せろ! -本案論の組み立て方
解説8 本案勝訴要件

第9話 脅迫、パワハラ、再契約 -奴隷契約からの解放
解説9 行政法をめぐる多様な弁護活動


第4章 処分を義務付けるにはどうすればよいか?

第10話 新たな事件 -二面関係と三面関係
解説10 二面関係と三面関係

第11話 訴訟までのハードルを跳び越えよ -第三者の原告適格
解説11 原告適格

第12話 行政処分は出る? 出ない? -処分等の求め
解説12 「行政指導の中止等の求め」と「処分等の求め」

第13話 そして弁護士人生は続く -エピローグ
解説13 もう一歩先へ進むためのブックリスト

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