1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
日本の思想・文化の核心として論争の的となっている本覚思想を天台教学との関わりにおいて初めてその起源から究明、付録として証真撰『天台真言二宗同異章』の註解を収載した名著に、増訂版として2編の新稿を付した決定版。
【目次】
まえがき
Ⅰ 本覚思想と現実肯定思想
本覚思想―天台教学の日本的展開―
現実肯定思想―本覚思想と台密教学―
天台本覚思想の基盤
五大院安然の国土観
自受用身の基礎的考察
〈付論〉最澄研究に関する若干の問題
Ⅱ 即身成仏論の展開
円仁の即身成仏論―特に生身の捨・不捨について-
円仁の即身成仏論に関する一、二の問題
日本天台の法華円教『即身成仏義』諸本について
日本天台における法華円教即身成仏論
―『即身成仏義』諸本を中心に―
Ⅲ 平安末の天台学
証真の即身成仏論
一生入妙覚について-証真を中心に―
証真教学における教主義と法身説法思想
三大部要決をめぐる一、二の問題
三大部要決の教学について
静算の教学について―『心地教行決疑』における即身成仏論を中心に―
Ⅳ 天台学の特殊問題
良源撰『被接義私記』について
日本天台における被接説の展開―基本的事項を中心に―
Ⅴ 訳註 証真撰『天台真言二宗同異章』
はじめに
天台真言二宗同異章
あとがき
増訂版 あとがき
索 引
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。