複雑化の教育論

越境する教育

複雑化の教育論

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出版社
東洋館出版社
著者名
内田樹
価格
1,870円(本体1,700円+税)
発行年月
2022年1月
判型
四六判
ISBN
9784491047164

思想家・内田 樹氏の教育論・成熟論!

教員志望者の減少、不登校問題、問題視される教師の働き方、いじめ問題、見直される部活動、オンライン授業……

教育に複雑に絡み合う事象を、複雑なままときほぐす

〇学校に隠されている数々の「贈り物」と「呼びかけ」

〇成熟すると、「一筋縄では捉えられない人間」になる

〇キャラ設定が複雑化を阻害する

〇知性は葛藤のうちで開発される

〇教師の「ブルシット・ジョブ」をあぶりだす

〇オンライン授業は「思いがけずうまくいった」

〇社会にはびこる組織マネジメント原理主義・管理コスト最少化原理主義

〇合意形成は「Lose-Lose-Lose」

〇成長する社会には管理コストがかかる

〇人生は「バイ・アクシデント」の連続

〇機嫌のよい人が同期現象誘発者となる



〓学校は子どもたちの成熟を支援するためのものです。

これまで「子どもたちの成熟」という言葉を何度か使ってきました。みなさんも頷いて聴いてくれましたけれど、「成熟」という語が何を意味しているのかについては、ここまではっきりしたことを言っていません。

――僕が考える「成熟」というのは「複雑化」ということです。〓〔 本文より〕



ーーー

シリーズ・越境する教育

いくつもの問いを手に、教育に思いを巡らす。

「つなぐ、ほどく、ひらく」を合言葉に、分からなさをたのしみ、しなやかに考えるための目印となるような一冊を編んでいきます。

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