戦後政治史の中の天皇制

渡辺治著作集

戦後政治史の中の天皇制

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出版社
旬報社
著者名
渡辺治
価格
5,280円(本体4,800円+税)
発行年月
2022年1月
判型
A5
ISBN
9784845117185

昭和天皇死去と天皇「代替わり」の前後に発生し日本を席巻した「自粛」「記帳」の嵐、右翼の暴力の横行といった天皇現象はなぜ起こったのか。戦後憲法のもとで、一切の政治権力を剥奪された結果、もはや統治の中心ではなくなり、戦後の保守支配層の要請に応じて役割を変える、いわば戦後政治の「従属変数」になった天皇。支配構造全体の変化とその中で支配層に求められた天皇の役割を分析することで、戦後政治史にける天皇制を明らかにする。

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