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博文館「帝国百科全書」第96編として刊行された刑事訴訟法の逐条注釈書。学理的教科書の体裁を取らず逐条注釈の方法を取ったのは「草案についての研究の便に供するため」であった(本書序)。著者溝淵孝雄(1874-1944)は、東京帝国大学法科大学卒業後、司法官となり関東都督府法院検察官等を歴任、大審院検事となった。
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