本書は「薬学生にとって分析化学分野の定性・定量的な基本的な実力が身に備わること」「薬学分野の分析化学の専門家としての知識が獲得できること」「研究・新薬開発などの際に役立つ応用知識を身につけることができること」を目標において改訂を重ねられてきました。第4版では“薬学コアカリ”C2『化学物質の分析』への対応を見直し、内容を刷新、第18改正日本薬局方に準拠しました。
第I編では、分析化学における化学反応はすべて化学平衡のうえに成り立っていることを念頭に、反応の理論と手法を理解できるように解説。第II編、第III編では、日進月歩の機器分析および生物化学的方法による化学物質の分析を解説し、分析法の理論的な理解を重視しています。
項目ごとにまとめと演習問題を記載し、知識を整理し、理解を深められるようにしました。付録には昨今の国家試験問題から学びの理解を深める良問を選び、解答と丁寧な解説を付けています。
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