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1994年、難病の少年に手渡した1個のランドセルがきっかけとなり、1996年より「タイガーマスク運動 ランドセル基金」が始まりました。「なかよし先生」こと社会貢献家・中谷昌文氏によって、難病や恵まれない子どもたちにランドセルを手渡すこの運動は、既に25年の歳月が流れています。中谷氏個人やサポーターの支援もあって、これまで手渡してきたランドセルの数は1000個、海外には10万個のランドセルを寄贈してきました。もともとは教師だった当時20代の著者が、単身アメリカに渡り、人脈を広げ、その後も数々のビジネスオーナーを続けながら、地道にランドセルを1個ずつ手渡しし、社会貢献活動を行ってきた軌跡を1冊の本にまとめました。
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