GIGAスクール構想から子どもを守る

GIGAスクール構想から子どもを守る

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出版社
鳥影社
著者名
古庄弘枝
価格
550円(本体500円+税)
発行年月
2021年12月
判型
A5変
ISBN
9784862659439

教育を担う文部科学省よりも、経済を担う経済産業省の方が主導して進められているかのような「GIGAスクール構想」。

1人1台のパソコンを与えられ、「Society 5.0」を担う「人材」として育てられる子どもたちは幸せでしょうか。

GIGAスクール構想によって、全ての学校に無線LANが整備されたことで、子どもたちは電磁放射線に被曝する機会が増え、被曝量も格段に増しました。自覚する、しないに関わらず、電磁波過敏症(EHS)になる子どもが増えるのではないかと心配です。

そこで思い出されるのが、2015年6月、校内に設置された無線LANから放射される電磁放射線に苦しみ、自殺したイギリスのEHSの少女ジェニー・フライさん(15歳)のことです。学校側の無理解から無線LANを撤去してもらえず、引き起こされた事件でした。

ついに、日本でも第2、第3のジェニーさんが出てくる環境がGIGAスクール構想によって、出現したのです。

一方、GIGAスクールと対局にあるのが、「シュタイナー学校」など、子どもたちの実体験を最優先する学校です。そこでは、子どもたちは16歳になるまでIT機器に触れることは学校でも家庭でも禁止されています。いったい、どちらが子どもたちにとって幸せな学校なのでしょうか。

公教育とは何か、子どもたちを教育環境のなかの電磁放射線被曝から守るためには、何をすればいいのか。本冊子が、それらを考えるとき、何らかの助けになれば嬉しいです。(本書「はじめに」)

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