蓬莱島余談

中公文庫

蓬莱島余談

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
中央公論新社
著者名
内田百□
価格
990円(本体900円+税)
発行年月
2022年1月
判型
文庫
ISBN
9784122071650

台湾はいつでも小鳥が啼いている。お正月に朝顔が咲き出す。まあ一ぺん来て御覧なさい――一九三九年十一月、精糖会社で専務を務める友人に招かれ、鉄路で縦断した台湾紀行をはじめ、日本郵船の嘱託として主宰した船上座談会など、太平洋戦争開戦前夜の客船周遊記を集成。文庫オリジナル。

〈解説〉川本三郎


(目次より)



不心得/大和丸/東支那海/屏東の蕃屋/小列車/基隆の結滞/時化/砂糖黍/玄冬観桜の宴/バナナの菓子/蟻と砂糖/戻り道/船の御馳走/航路案内/迎暑/神風機余録/蕃さんと私/



当世漫語(昭和十四年十二月)/蓬莱島余談(昭和十五年七月)



波光漫筆 鎌倉丸周遊ノ一/入船の記 鎌倉丸周遊ノ二/三ノ宮の乞食 鎌倉丸周遊ノ三

/風穴 鎌倉丸周遊ノ四/山火事/流民/岸壁の浪枕/出船の記/門司の八幡丸/タンタルス/波のうねうね



新造/婦人接待係/沖の稲妻/虎を描いて/狗に類する/しっぽり濡るる

〈解説〉川本三郎

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top