臨床心理学 127(第22巻第1号)

〈心〉の病名を問う 臨床における効用と限界

臨床心理学

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出版社
金剛出版
著者名
黒木俊秀
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2022年1月
判型
B5
ISBN
9784772418720

1?序
特集にあたって―DSM診断は〈心〉の病名だろうか 黒木俊秀

2?総論
[対談]〈心〉の病名と精神医学をめぐる対話 北中淳子・黒木俊秀
「ポスト反精神医学」としての現代の臨床―精神病理学の視座 松本卓也

3?さまざまな臨床現場における〈心〉の病名を問う
〈ひきこもり〉支援における医療モデル 境 泉洋
トラウマの〈病名〉―効用と限界 大嶋栄子
高等教育機関における障害学生支援―合理的配慮における病名の役割 西村優紀美
司法判断における診断の意味―医療モデル(Medical model)と公正モデル(Justice model)を考える 橋本和明
心理療法の効果検証と医療モデル 岩壁 茂
精神医療のテリトリーと将来 村本好孝
診断の限界を乗り越えるために―ある自閉スペクトラム当事者の経験から 綾屋紗月
〈脳〉の病名を問え!―幻覚剤が拓く心理療法の最前線 黒木俊秀
[エッセイ]ペットロスの寛解過程 斎藤 環
[エッセイ]『ぼくらの心に灯ともるとき』を書いた理由―思春期の病名とは何か 青木省三
[インタビュー]現実をみつめて―多面的観察と多軸的思考 村瀬嘉代子・黒木俊秀

4?気になる〈心〉の病名―その効用と限界
遷延性悲嘆症(持続性複雑性死別悲嘆障害) 清水加奈子
ASD 黒田美保
成人ADHD病名の効用と限界 森 祥子・村上伸治
複雑性PTSD 大江美佐里
ゲーム障害(インターネットゲーム障害) 三原聡子・樋口 進
〈解離〉の病名 王 百慧
脱抑制対人交流症 山下 洋
線維筋痛症 宮岡 等・宮地英雄



特別講座
治療文化の考古学(アルケオロジー) 森岡正芳[編]
リズムにふれる 村上靖彦+宮地尚子

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