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CFDの背後にある「流体の方程式」を深く理解するために.
シミュレーション結果の妥当性を判断するには,流体の物理を知り,方程式の意味を理解することが重要である.
そこで本書は,非圧縮性流体を中心に流体力学の鍵となる方程式をまとめ,丁寧に解説する.
計算の主対象となる粘性流体だけでなく,教科書ではあまり取り上げられない混相流,河川や海洋の流れを扱う方程式まで広く網羅的に紹介するとともに,付録では数式展開に役立つ内容をまとめている.
流体力学をより深く理解するための勉強としても,CFDコードを使いこなすためのリファレンスとしても役立つ一冊.
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