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戦前期の女性教化とその関係雑誌について、真宗を事例にその実態に迫った論考6篇と、当時を代表する真宗系仏教婦人雑誌である『婦人雑誌』の総目次を収録。
20世紀初頭に真宗本願寺派が他宗に先駆けて取り組みながらも、これまで論じられてこなかった女性教化者(教誨師・教士・僧侶)養成・登用事業の実態と女性教化者自身の意識の変化、同派の仏教婦人会中心に開始された女子大学創立事業がやがて教団関係者へとその主導権が移行していくさまや、戦前期に多数発行されていた真宗系仏教婦人雑誌の創刊から廃刊までの経緯と背景などを展望する。
【主な内容】
第一部 論文
第一章 女性教誨師の任用とその実情
第二章 女性教化者「女教士」の任用と養成機関の変遷
第三章 女性僧侶の登場とその背景
第四章 本願寺派仏教婦人会「女子大学設立運動」再考
第五章 近代真宗「女性教化雑誌」興亡史
第六章 『婦人雑誌』と関連事業の展開
第二部 雑誌総目次
『婦人雑誌』(『婦人教会雑誌』改題)総目次
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