炎上社会を考える

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炎上社会を考える

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出版社
中央公論新社
著者名
伊藤昌亮
価格
924円(本体840円+税)
発行年月
2022年1月
判型
新書
ISBN
9784121507525

インターネットやSNSを中心に沸き起こる、尽きることのない分断・衝突・ぶつかり合い――。「炎上」という現象をかくも夥しく呼び起こしてしまう今日の社会、すなわち「炎上社会」は、どんな対立構造を持ち、いかなる紛争状況を抱えているのか。また、その背景にはどんな社会構造があり、時代状況があるのか。本書の意図は、炎上社会の成り立ちを分析し、炎上という現象の社会的な意味と文脈を明らかにすることである。


【目次】

第1章 自粛警察と新自由主義

第2章 SNSの倫理と新自由主義の精神

第3章 ハッシュタグアクティヴィズムの光と影

第4章 差別と反差別と反・反差別

第5章 誹謗中傷と共感市場主義

第6章 キャンセルカルチャーの論理と背理

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