脳とAI

中公選書

脳とAI

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
中央公論新社
著者名
酒井邦嘉 , 合原一幸 , 辻子美保子 , 鶴岡慶雅 , 羽生善治
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2022年1月
判型
四六判
ISBN
9784121101259

人工知能(AI)の現状と未来を、脳科学・工学・言語学や将棋のエキスパート達が語る。AIが人間の知能を超える地点とされるシンギュラリティについても議論。


 はじめに

第1章 脳とAI

  脳から見た問題解決のメカニズム――酒井邦嘉

  数理工学の方法論――合原一幸

  次の一手を決めるプロセス――羽生善治

  鼎 談――酒井邦嘉/合原一幸/羽生善治

  人間とAIの棲み分けと融合

  「詰み」とレーサーの感覚の共通点

  AIは大局観を持てるか

  文脈と共感

  機能の理解が課題

解 説――自然と人間――酒井邦嘉


第2章 AIは人間の脳を超えられるか

  座談―酒井邦嘉/辻子美保子/鶴岡慶雅/福井直樹

  これまでのAIブーム

  自己組織化する脳とコンピュータの進歩

  生成文法とAI

  第二次AIブームと言語学

  AIと言語学の乖離

  人間が持つ生得的能力

  脳のプリプログラム

  自然言語処理研究の現状

  学習するゲームソフト

  AIのクリエイティビティ

  シンギュラリティのその先

  タAIを人間が手放さないこと

解説――想像力と創造力(酒井邦嘉)


第3章 チョムスキーと脳科学

  対 談――福井直樹/酒井邦嘉

  神経科学と言語学の接点

  チョムスキーの生い立ちと人となり

  チョムスキーと物理学

  生成文法理論の誕生前夜

  構造主義との決別

  『統辞構造論』の思想的背景

  反戦運動と生成意味論の時代

  生成音韻論と理論物理学

  「規則系としての文法」から原理とパラメータのアプローチへ

  次の科学革命

解説――言語と思考(酒井邦嘉)

おわりに

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top