わたつみの雄・阿曇族

わたつみの雄・阿曇族

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出版社
花乱社
著者名
示車右甫
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2021年12月
判型
A5
ISBN
9784910038445

建武中元2年(西暦57)、倭奴国王綿積氏は

後漢に奉貢朝賀し、光武帝は印綬を賜った。

即ち「漢は奴国王に委ねる」と──



海神・綿津見命を祖とする阿曇族。履中期の阿曇浜子、百済へ派遣された阿曇比羅夫、天智天皇期の阿曇頬垂など、代々古代史に勇名を馳せた阿曇氏であるが、白村江での大敗を最後に『日本書紀』からその名を消し、志賀島北部の山嶺に沖津宮を築きわたつみ三神を祀った。

史料に残る阿曇族の痕跡を現代までたどる

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