ここからはじめる犬と猫の臨床治療学

ここからはじめる犬と猫の臨床治療学

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出版社
緑書房(中央区)
著者名
石川勇一 , 長谷川大輔
価格
7,700円(本体7,000円+税)
発行年月
2022年1月
判型
B5変
ISBN
9784895317764

臨床獣医師はマニュアルどおりに治療をこなすのではなく、多面的な視点をもたなければならず、「そもそもこの病気に治療は必要か?」「治療しないとどうなるか?」「なぜその薬を選択するのか?」「その治療によってどのような利益が得られるのか?」「不利益は生じないか?」「最終的に患者の幸せにつながるのか?」という考えを常にもちながら、治療を選択しなければならない。

本書は、治療を進める際に不確実性をどう取り扱い、どのように意思決定を行うのかといった「治療推論」に焦点を当て、実際の治療の流れにあわせて解説。概念図や表を多用しながら、治療に関する意思決定や実行、治療効果の評価・副作用の判定・モニタリング、EBM(evidence-based medicine)の実践の仕方などを明瞭に解説し、現代の臨床獣医師が取り入れるべき思考法を紹介。

本書の内容を日常診療に取り入れることで、普段当たり前のように行っている治療を見直す機会になり、経験のない治療を実践に移す際の手引きにもなる。診療現場に出始めてから日の浅い獣医師、後進の指導にあたる獣医師におすすめの一冊。

※姉妹本『ここからはじめる犬と猫の臨床診断学』とあわせて読むことで、「臨床推論」のスキルを診断学と治療学の両面から理解できます。

臨床治療学を学ぶことで……
・治療の目的や目標、注意点が明らかになる
・理論を踏まえ、何度も実践することで、より良い治療が行える
・治療内容について患者の家族との共通理解が深まる
・「何となく」が整理・解消され、内省できる

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