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覇者・劉邦の影で
いのちを燃やした五人。
秦の絶頂と崩壊から
漢の始まりまで――
戦い、逃げ、生き抜いた男達を描く。
「王になりたいのさ」。
秦の勃興期、小家の青年・劉邦は
幼なじみにうそぶく。
農作業を手伝わず、口八丁の男は
やがて挙兵し、たびたび敗れながら、
ついに垓下の戦いで項羽をくだす。
漢王朝の始祖を、
彼と共に動く影のように生きた五人――
季布(項羽の将)、盧綰(幼なじみ)、
陸賈(儒者)、劉肥(息子)、叔孫通(漢の儒者の宗家)ら
同時代人の目で描く、
長篇のような読み応えの傑作連作短篇集。
解説・湯川豊。
目次:
逃げる
長城のかげ
石径の果て
風の消長
満天の星
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