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加害者家族支援の基本書である『加害者家族支援の理論と実践――家族の回復と加害者の更生に向けて』の第2版。
加害者家族支援の基本書として多くの方々に手にとっていただいた第1版の発刊から約7年が経過した。
その間、加害者家族支援の輪は全国に広がっている。2015年に、大阪でNPO法人スキマサポートセンターが立ち上がり、2018年には山形県弁護士会が犯罪加害者家族支援センターを設立、2020年には鹿児島大学司法政策教育研究センターで加害者家族研究会が立ち上がっていおり、年々、加害者家族に対する社会的関心も高まりつつある。
編著者である阿部恭子が理事を務める加害者家族支援団体であるWorld Open Heart(WOH)が受理した相談件数は2000件を超え、47都道府県すべての地域の加害者家族の支援を経験した。
第2版では、第1版発刊からの約7年間で起きた変化や新たに蓄積された経験を踏まえて、加筆修正を施した。
第1部では、人権・福祉・社会政策の観点から加害者家族支援の根拠と意義を明らかにする。第2部では、捜査から判決確定までの各段階における支援の在り方と事件の類型から求められる介入について、刑事弁護人との連携という観点から検討。第3部では、心理の専門家による加害者家族への心理療法の在り方と、加害者の更生というニーズによる加害者家族への心理的支援、加害者家族のピアカウンセリングの在り方について検討。第4部では、事件によって破壊された加害者家族の生活を再建するために必要な支援について、生活保障と地域との関係に焦点を当てた支援について検討する。
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