1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
遊女に愛は要らないなどとーー
遊郭に生まれ早逝する宿命を生きた「たまを」の少女時代を四季折々の風物とともに描く傑作長編。
1866年(慶応二年)、長崎・丸山遊郭の「たまを」は姉女郎・咲ノ介と共に出島のオランダ商人・ハルトマン邸に入り、異国の文物と季節の風物に彩られた豊かな日々を送る。
しかし時は慶応から明治への過渡期。大政奉還、龍馬暗殺、そして戊辰戦争へ……
初潮を迎え、時代の波に追われるように丸山に戻った「たまを」は引込新造に格上げされ、同期の「りきや」とともに一人前の遊女になるための教育を受ける。
読み書き芸事、男女の情。大人の世界を知るほどに彼女の胸にはあの日の少年の面影が去来し……
★第24回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」受賞作家・高浜寛の最新長編
★『ニュクスの角灯』『蝶のみちゆき』に連なる「長崎三部作」最終節
★NHK『こころの時代』でも取り上げられた感動作
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。