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宗教史において寺社に関する文字史料が重要であることは当然であるが、加えて具体的な「物」を史料として扱う可能性が広がりつつある。寺院・神社の建物を史料として捉え、建物を廻る仏神の歴史について考察した論考を集成する。
【目次より】
序論
第一部 法会と建築
第一章 奈良時代の法会と寺院建築
第二章 顕密仏教の展開と寺院建築
第三章 寺院における規範―東大寺二月堂と修二会をめぐって
補論1 オーバーアマガウの受難劇
第四章 造営における先規意識
補論2 「建立」の実態をめぐって
第五章 壇所の基礎的考察
第二部 中世・近世の寺院の院家
第一章 慈円の住房
第二章 近世安楽寿院の院家と年預
第三部 神社建築の形成
第一章 神社建築史研究の課題
第二章 神社建築の形成過程―平安時代前期・中期を中心に
第三章 初期神社建築の一形式―三ヶ所遺跡の掘立柱建物遺構の解釈
第四章 中世杵築大社本殿造営の実態と背景
第四部 宗教建築史の課題と構想
第一章 建築史学の視点から日本宗教史研究に挑む
補 論 中世建築と律衆 覚書
第二章 建築史から中世を考える
図版一覧
初出一覧
あとがき
索引
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