建築意匠権対策マニュアル

建築意匠権対策マニュアル

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出版社
日経BP
著者名
池谷和浩 , 日経アーキテクチュア
価格
3,850円(本体3,500円+税)
発行年月
2021年12月
判型
A5
ISBN
9784296111381

デザインを盗むな!
意匠権ウォーズが始まった!!

2020年4月施行の改正意匠法で導入された「建築物・内装の意匠権」の入門書。建築設計者・デザイナー、店舗運営に関わる事業者なら押さえておきたい基礎知識と実務ノウハウがこの1冊で分かる。大手建設会社などの意匠・特許事務などを広く手掛ける弁理士、知財紛争に詳しい弁護士などに取材し、新法の使いこなし方を提案する。建築物・内装のデザイン領域における知財事件も解説。

<主な内容>
1章 意匠権ウォーズが始まった
意匠権とは、デザインを守る盾か、ビジネスに生かす矛か――。建築物・内装の意匠登録が可能となったことで、具体的に何が変化するのか。住宅のデザインを巡って実際に起こった裁判の事例から見ていく。

2章 建築・内装設計が意匠権で変わる
意匠登録制度はデザインの独占的排他利用権を認めるもので、確立すれば模倣行為など民事・刑事の両面から防ぐことができる。同時に競合他社が手にすれば手ごわい権利でもある。意匠権とは何か?基本を解説する。

3章 デザインを武器にせよ、トップランナーを追う
ユニクロ、蔦屋書店、くら寿司・・・。建築物・内装の意匠登録第1弾となったのは、主に商業施設を展開する事業会社だった。機敏に権利取得へ動いたトップランナー企業群の狙いを探る。ユニクロ、くら寿司の店舗デザインを手掛けた佐藤可士和氏にもインタビュー。

4章 先行意匠の調査・意匠登録出願の勘所
いま進めている設計案のデザインは、他者の意匠権を侵害していないか? 意匠登録が可能なレベルの独創性に達しているか? 意匠登録制度に強い杉村萬国特許法律事務所の監修により、先行意匠調査や意匠登録出願のポイントを解説する。

5章 弁護士・弁理士が応える建築と意匠権Q&A
意匠権の「権利者」となれるのは誰か? インハウス設計者は意匠権者になれるのか? メディアで公表済みの建築作品は登録できるか? 意匠権はデザインの金銭的価値を高めるか? そうした疑問について、知的財産権や意匠法に詳しいTMI総合法律事務所の弁護士、弁理士が解説する。

6章 判例に見る建築デザイン事件簿
建築デザインを巡る建築訴訟は何度も起こっている。だが著作権法を根拠とした事件では、裁判所へ訴え出た設計者・デザイナー側に厳しい判決が相次いできた。意匠権を巡って権利者側の主張が採用された東京地裁判決のほか、主要判決を振り返る。

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