このごろのこと

このごろのこと

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出版社
ライブ・パブリッシング
著者名
駒村吉重
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2021年12月
判型
四六判
ISBN
9784910519029

資本主義が煮詰まり、消費の量が圧倒的な力を持つようになりました。数と量は、あらゆることの方向性や正否を規定し、ものの価値、人の思考すらも支配する。では、その力にあらがうのは、愚かなことだろうか。いったん立ちどまってみてはどうか。この三年の間、そんな思いを抱えて書きだした散文が、ずいぶん多いと気づかされました。たえず、うちなる違和感を言語化してきたのは、わたし自身が正気と方向感覚を保つために必要だったからです。

──あとがきより



新しい年号、専制政治、コロナ、オリンピック……。

この三年間というときの積み重ねは、今現在を、そして今後を見通すうえで、私たちにとって大きな意味を持つ日々だったのかもしれません。

著者が綴ってきた”問う日誌”とともにいったん立ち止まり、一緒に考えてみませんか?

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