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日本最高峰の障害レース・中山大障害を4連覇し、
初めてヨーロッパに遠征した一頭のサラブレッドと
その挑戦を支えた人びとの、心を打つストーリー。
●フジノオー
1959年生まれ、栗毛。父ブリッカバック、母ベルノート。
日本最高峰の障害レース、中山大障害で4連覇を達成。
その後、日本の競走馬として初めてヨーロッパに遠征し、
1966年、イギリスのグランドナショナルに挑戦。
翌年、フランスでふたつの重賞を制した。
●グランドナショナル
イギリスのエイントリー競馬場で行われる障害レース。
距離は約6907メートル、延べ30の障害を飛越する過酷な競走。
その人気と注目度はイギリスのレースの中でも群を抜き、
「ダービーを10回勝つより、グランドナショナルを1回勝ちたい」
という言葉もある。
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