圓朝

中公文庫

圓朝

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出版社
中央公論新社
著者名
奥山景布子
価格
880円(本体800円+税)
発行年月
2021年12月
判型
文庫
ISBN
9784122071476

幕末・明治の芸能を代表する、近代落語の祖・三遊亭圓朝。

江戸から明治への激変期にあって、伝統的な話芸に新たな可能性を開き、「怪談牡丹灯籠」「真景累ヶ淵」などが今なお語り継がれる伝説的な噺家の一代記。

母・兄に猛反対されるも芸の道に進んだ圓朝。

歌舞伎の技術を盛り込んだ芝居噺で人気を博すものの、師匠や愛弟子から嫌がらせにあい、窮地に追い込まれる。数々の苦境を味わわされる中、自らが生みだした怪談噺や人情噺で独自の境地を開き、押しも押されぬ人気咄家に成長するが・・・・・・波乱万丈な芸道を這いつくばり、女性関係や息子との確執にも悩んだ圓朝。

新田次郎賞・本屋が選ぶ時代小説大賞W受賞の奥山景布子が迫る、「伝説的落語家」の素顔とは――

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