グローバル化時代の憲法/憲法学のあり方を包括的に考察・展望する
ヒト・モノ・カネ・サービス・情報が国境を越えるグローバル化が喧伝されて久しい今日、伝統的に国家を前提にしてきた憲法学は、その基本概念、運用等の変容を迫られています。そこで本書は、グローバル化が憲法学にどう影響しているかを読者とともに考えるべく、憲法学の主要テーマについて、「これまで」の教科書的議論を踏まえてその「グローバル化による変容」を考察し、「これから」を展望。〈グローバル化と憲法〉という一大テーマを切り拓いた山元一教授への学恩のもとに集まった多様かつ一線の執筆陣が、これをさらに発展させ次世代へとつなぐ、これからの憲法(学)を考えるための必読テクストです。
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