なぜ自信がない人ほど、いいリーダーになれるのか

なぜ自信がない人ほど、いいリーダーになれるのか

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出版社
日経BP
著者名
小早川優子
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2021年12月
判型
B6
ISBN
9784296111466

「なぜ女性は管理職昇格の打診を断るのか」「管理職になる自信など、私にはありません」……実は、自信のない人ほどいいリーダーになれる。
累計2万人を指導してきた、女性管理職育成・交渉コンサルタントが徹底解説!
自信がないと感じる原因は環境にある。「感じる必要のない不安」はひとまず脇に置き、失敗を恐れず、挑戦していこう。

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政府が女性活躍を推進するようになり数年が経過した今なお、日本企業内における女性管理職比率は上がりません。
当初の目標は「2020年までに30%【通称2030ニイマルサンマル】」でしたが、その後、「2020年代の可能な限り早期での達成を目指す」と、目標の後ろ倒しが発表されました。
2021年7月の帝国データバンク調査でも、女性管理職比率は平均8.9%と停滞しています。

なぜ日本の女性管理職比率や女性役員比率(同11.8%)は簡単に上がらないのか。
過去に累計2万人を指導してきた、女性管理職育成・交渉コンサルタント、小早川優子さんが、その理由と、女性が会社や組織の中で活躍できるようになるための対策(女性本人と企業・上司のそれぞれの立場から)を克明に解説し、約300ページにまとめました。
数々の学術論文や書籍を参考に、分かりやすく、説得力ある説明を展開しています。

「自信がないことは、決して悪いことではない」と小早川さんは言います。
その背景には、
「社内のマイノリティ(少数派)の気持ちが分かるからこそ、多様なメンバーからの意見をくまなくくみ取ることができる」
「仕事相手をやり込めるのではなく、相手の立場を考えてWin-Winの関係を構築できる」
「不安だからこそ、リスクを敏感に察知し、大事に至る前に対策を講じることができる」といったポイントがあるのです。

自信がない人が、自信のなさの構造を理解し、強くなるための3つの武器(自分らしいリーダースタイル、リーダーの仕事への理解、Win-Win交渉術)を身に付ければ、もう怖いものはなくなります。
日本の職場や社会全体が、本当の意味でのダイバーシティの価値を最大限に発揮するための、必読の一冊です。

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