用無し侍

用無し侍

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出版社
鳥影社
著者名
富永彰平
価格
1,200円(本体1,091円+税)
発行年月
2021年11月
判型
B6
ISBN
9784862659361

時代は徳川末世、江戸士は新たな選択を迫られた。



慶応四年の江戸士、 三河武士の末裔だが名ばかりの軍人。 江戸を追われ、たどり着いたは駿河の国。

藩士とは名ばかりの無禄侍が、 生きるすべを求め、幕末から昭和まで闘いつづけた “ 庶民の歴史 ”。

そこに未来をひらく生き方があった!



「 江戸を去る折は『 復讐後日』を合い言葉にしたものの、いつのまにかそれも掛け声倒れに終わったようだ。ならばと申すのではないが、残った者皆、今は報復戦の代わりにここできっと生き抜いてやろうと、それだけを心に強く念じている。今は何が取れるでもないこの荒れ地に何かを作り、それをもって生き延びることで、いつか薩長土賊を見返してやろうと、今はそれを心に刻み直し、何とかまたオノを握り、飽かず振り上げては振り下ろす毎日」(本文より)

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