Butoh入門

Butoh入門

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出版社
文学通信
著者名
大野ロベルト , 相原朋枝
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2021年12月
判型
A5
ISBN
9784909658685

舞踏という迷宮を、旅するためのガイドブック。

「舞踏って何なんだろう」と漠然と思っているひとにも、専門的に舞踏を研究しているひとにも最適な本。

踊りとは、ダンスとは、そして、世界中で通じるButohとは何か。

「言葉では表現できない」という言葉であらわされるButohについて、言葉で立体的に捉えると何が見えてくるのか。果たして肉体を駆使する言語としての舞踏は、どのような言葉から成り立っているのか。その肉体を翻訳します。



舞踏をこれまであまり意識しなかったひとたち、舞踏よりもむしろButohという国際的なものとしてそれに出会ったひとたちに向けた、ありそうでなかった入門書。コラムではそれぞれの視点から舞踏の歴史や国際交流について紹介、代表的な舞踏家を列挙した「舞踏『図』譜」や、舞踏に関する参考文献を集めた「舞踏『書』譜」、それに年表「舞踏『年』譜」も付す。この一冊に舞踏について考える材料が詰まっています。



執筆は大野ロベルト、相原朋枝、酒向治子、ブルース・ベアード、ローズマリー・キャンデラリオ、横尾咲子、関 典子、塚田美紀。



【私が本書の編者となっているのは、奇をてらってのことではないのである。「媒がなければ舞踏を身近に感じることができない」地点から出発したという意味において、私は執筆者の誰よりも読者一般に近い立場にある。現代における舞踏の受容のあり方を体現する一人として、「私の場合」を出発点に置いた結果、このような書物が出来上がった。むろん、その出発点から一歩を踏み出し、舞踏というものを立体的に捉えるためには、共編者と各執筆者の専門的な知見と経験が不可欠であった。

 私自身、本書の各章に手を引かれて、ようやく舞踏の森を抜けたばかりである。ぜひ読者にも、それぞれの経路で、この迷宮に踏み込んでいただければ幸いである。】…あとがきより

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