農業と経済 2021年秋号

特集:地域圏フードシステム フランスを手がかりに、都市の食を構築しなおす

農業と経済

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出版社
英明企画編集
著者名
農業と経済編集委員会 , 新山陽子 , 古沢広祐 , 工藤春代 , 大住あづさ
価格
1,870円(本体1,700円+税)
発行年月
2021年11月
判型
A5
ISBN
9784909151513

『農業と経済』は、「農業」と「食」と「農村」が直面する重要課題について総合的・根底的に考究し、農と食に関わるすべての人に向けて、最新の分野横断的な学術研究の成果をもとに、課題に取り組む方向性と解決策をわかりやすく提示する季刊オピニオン誌です。



2021年秋号の特集テーマは「地域圏フードシステム──フランスを手がかりに、都市の食を構築しなおす」。

基幹農業従事者が激減し、国内の食料供給の維持が危ぶまれる一方、高齢化の進行と経済格差の拡大に伴って、食の困難を抱える世帯も増加しています。都市の食は遠く離れた主産地の農業と大規模流通に依存している状態で、流通の担い手は不足し、都市や近郊の農業や食品事業者の存続も危ぶまれています。本特集では、食の生産から流通、消費までの「フードシステム」について、都市を中心に一定のまとまりをもつ「地域圏」という概念を導入し、フランスを参考に、すべての人びとに安全かつ良質で多様な食が供給される方策を考えます。





■■■目次■■■



■巻頭言

問われる都市社会の食と食料供給システム……………『農業と経済』編集委員会



■特集

地域圏フードシステム──フランスを手がかりに、都市の食を構築しなおす



●座談会

日本社会が直面している「食」をめぐる危機──フードシステムが抱える構造的問題と社会経済的問題……上田 遥+大住あづさ+岡田知弘+工藤春代+小嶋大造+杉中 淳+古沢広祐+新山陽子



●Ⅰ 地域圏フードシステムと食料政策の構築に向けて

1 地域圏フードシステムの構築───フランスの地域圏食料プロジェクトから日本のあり方を考える……新山陽子

2 日本に「食料政策」は存在するのか……清原昭子

3 「地域圏フードシステム」を見越した今後の食料政策について……杉中淳・中島明良

4 地域経済の疲弊と再構築──地域圏フードシステムへの視点……岡田知弘



●Ⅱ 直面する問題を掘り下げ、地域圏フードシステムへの芽を掘り起こす

1 県域レベルの地域圏フードシステムを考える──福島県の事例から……則藤孝志

2 都市農業を起点とした地域圏フードシステム構築の可能性……吉?真悟

3 中央卸売市場を核とした地域圏フードシステムの構造化──京都市を事例として……上田遥

4 協同組合が支える地域の食料供給網①「福岡市“食料”農業協同組合」の取り組み……宗欣孝

5 協同組合が支える地域の食料供給網②「ならコープ」と「コープしが」の取り組みから……鬼頭弥生

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