九州独立と日本の創生

九州独立と日本の創生

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出版社
新評論
著者名
筑後川入道九仙坊
価格
3,520円(本体3,200円+税)
発行年月
2021年12月
判型
B6
ISBN
9784794811998

既存の体制や政策にしばられず、もっと自由に、もっと賢く!
「カッパの大将」九仙坊が熱く語る、九州の底力と日本の未来。

 今なお「成長神話」に多くの人が毒されているが、不思議なことに「世界は持続可能でなければならない」ということでは大方が同意している。そこから「SDGs」の大合唱も始まったわけだが、「持続可能な社会」についてのリアルなイメージはあまり意識されていない。もしかすると、その社会は統制色の強い、我慢を強いられる窮屈なものになるかもしれないのに……。
 本書は、現行の考え方や体制を問い直すことで、現状を「当たり前のもの」として受け入れず、「不適切なものを壊してやり直し」、持続可能で「楽しい社会」をみんなで構築することをめざして著したものである。そして、この試みを、日本の中心から離れていて、既得権益の「しばり」から自由になれる素地があり、独立心が旺盛な九州からはじめることにした。
 本書は2部構成になっている。第1部では現行のパラダイムを、産業、政治体制、教育、金融、情報・知識、働き方、ジェンダー観、国際関係の各方面から見直し、具体的な政策を実施する場合のもとになる基本理念を示した。読めば「目から鱗」。社会の多様性を保持して、多様な考え方はもとより、多様な生き方が実質的に可能になることが分かるだろう。そうなれば、持続可能で楽しく暮らせる社会が実現するのだ。
 生物多様性が生態系の持続に欠かせないのと同じく、文化や生活様式の多様さが社会の持続可能性には欠かせない。そして、地域の文化や生活様式を維持していくためには地域の「自律」と「自立」が必須となる。そのためには、徹底した地方自治がなければならない。それをふまえて、第2部では「独立」に移行する体制や政策について具体的に述べる。
 「独立国九州」の実現、それは夢のような話だが、読後に「やっぱり夢」と思うか、「もしかしたら実現できそう」と思うかは、あなたの「見識」次第である。(ちくごがわにゅうどう きゅうせんぼう)

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