科学論(近世篇)
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東アジア科学の総体あるいは個別理論に対して個性的な研究を展開し、思想史的アプローチによって科学文明の本質を探り続けた山田慶兒。単行本未収録の論文から未発表原稿まで、氏の学術的業績の全貌と魅力を明らかにする。主要著作は著者による補記・補注を加えそれぞれ定本とし、各巻に解題・月報を付す。
第三回配本第6巻は「科学論(近世篇)」。三浦梅園に関する長大な論考(『黒い言葉の空間』)を中心に、ヨーロッパ科学史・技術史に関する論文、および科学と技術に関する現代の問題を思想の観点から論じた文章など10篇の論考から成る。解題担当は小林博行。
【目 次】
黒い言葉の空間
伝統的な自然哲学の思考法――序に代えて――
Ⅰ 生涯と学問
Ⅱ 『玄語』の哲学
A 哲学の立場
B 哲学の方法
C 『玄語』の開く地平
補論 度量衡と静力学的世界像
後語
土法の思想――操作としての技術から思想としての技術へ――
原爆を生み出した思想
管理革命の先駆者
なまけものから一言
百科全書的精神
レオナルドの課題
天翔る解剖学
科学史の方法についての対話
創立期のロンドン王立協会
耶蘇会士の科学研究
解題(小林博行)
索引(人名・書名・語彙解釈索引[『黒い言葉の空間』付])
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