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日中戦争下の満州へ。開拓と警備の使命を帯びて、十代の青少年たちが飛び込んだ「義勇軍」。
いかにその人生選択へと進んだのか、送出番付で全国トップの長野県にみる。送り出した教育会・教員と導かれた少年たち―という通例語られる構図を解体し、義勇軍入りを決断した青少年の視点から再検証。キャリアアップへの「いざない」となった国や県、市町村、学校が用意した様々な施策や仕組み、また、期待感を伴う周囲からの「まなざし」といった動機を明らかにする。また、義勇軍を母性的な視点で支えた「寮母」、開拓地での「助耕者」「慰安者」「保育者」としての使命を負荷され、「花嫁」の名で大陸へ渡った女性たちの存在や、養成の仕組みにも光をあてる。
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