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情報をシャワーのように浴び、情報疲れを起こしている潜在顧客に
商品やサービスをどのようにアピールすればいいのか――。
情報過多時代に、マーケティングが困難になったといわれるゆえんです。
ある調査によると
「80%以上の生活者が、現在使っている製品の性能や効果に満足している」
といいます。
つまり、スペックで差別化するのはほぼ不可能となった、といえるでしょう。
マーケティング/ブランディングが難しくなった時代に
新しいアプローチとして注目を浴びているのが「PJMメソッド」です。
Pの「パーパス」は存在意義のこと。
「そのブランドが社会になぜ存在しているのか?」
「そのブランドがあると社会にどんないいことが増えるのか?」を規定します。
Jの「ジョブ」は、生活者がそのブランドにお金を払う本当の理由・欲求を指します。
Mの「モーメント」は、生活者がブランドを欲するリアルな瞬間のことです。
つまりPで「ブランドの存在意義」が決め、
JとMで「リアルな欲求・瞬間」を明らかにする――。
その先に、ブランドとして提供するべき、本当の顧客体験が見えてくるのです。
博報堂グループでわずか約10名しかいない
「ストラテジック・クリエイティブ・ディレクター」の著者(最年少)は
自身が考案した「PJMメソッド」を活用し、広告コミュニケーションはもちろん、
ゼロから金融サービスを作ったり、IoTプロダクトの顧客体験を開発したり、
事業統合を推進したり、日用品ブランドのリブランディングに取り組んだり、
目の覚めるような実績を挙げています.
話題のDXとも親和性が高いPJMメソッド。
ぜひ本書で、新しい価値と顧客体験を生み出す、
最新のマーケティング手法を習得してください。
【目次】
はじめに 難しい「けど楽しい」と思えるか
Part1 新しいマーケティングの兆し
Part2 P:パーパスを掲げる
Part3 J:ジョブを見抜く
Part4 M:モーメントを絞る
Part5 UX:理想の顧客体験を描く
Part6 15のケースで知るPJMメソッド
Part7 DXを加速させるPJMメソッド
おわりに 大切な人たちを幸せにできるか
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