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きょうは、一月七日。のんことたんたの家に、となりのいえのおばあさんが、春の七草をもってきました。そして、「七草がゆをつくる日なんだよ」と教えてくれました。のんことたんたがふしぎに思っていると、お母さんが、「昔からおなかをやすめるため、薬になる七つの草をいれた、おかゆを食べるのよ」といいました。
「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」春の七草の名前をとなえながら、七草をきざみます。そして、おかゆにそっといれたら、七草がゆのできあがり! おちゃわんを四つ出して、おばあさんもいっしょに、みんなでいただきます。
一月七日に、七草がゆをいただくならわしは、平安時代の頃にはじまり、江戸時代に庶民にもひろまった、とされています。一年間、無病息災でいられるように、という願いがこめられているそうです。
春の七草それぞれの植物がもつ効用についても、解説で簡単にまとめてありますので、ぜひご活用ください。
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