新型コロナとワクチンわたしたちは正しかったのか

新型コロナとワクチンわたしたちは正しかったのか

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出版社
日経BP
著者名
峰宗太郎 , 山中浩之
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2021年12月
判型
B6
ISBN
9784296110001

" 第5波が収束し、誰もがおずおずと「これで終わるのか?」と思ったまさにその瞬間にやってきた変異ウイルス「オミクロン」。21年11月30日には成田空港の検疫で日本初の感染者が見つかりました。

 オミクロンが脅威かどうかまだ分かりませんが、今後もさらなる変異ウイルス、あるいは新型コロナ以外の病原体が世界に現れることは、残念ですがどうやら間違いなさそうです。子どもの頃、特撮番組に登場する週替わりの怪獣に胸をときめかせたこともありますが、実際にその世界に生きていたら、「またか……」と、さぞうんざりするのだろう、とか想像してしまいます。

 怪獣ならぬウイルスといやおうなく共存する世界で、わたしたちはここまで正しく行動してきたのか。そして、この先、「科学が十分に確実な答を出せない」課題に対して、どのような考え方で生きていけばいいのか。そんなことを米国研究機関在籍のウイルス免疫学者、峰宗太郎先生と話し合って新しく本ができました。

 新型コロナ、ワクチン、治療薬に関する現時点で確実に言えることをまとめ、さらに、新型コロナの感染→重症化のロジックの図解などを手がかりに、治療薬が効くロジックも解説します。後半は、まだまだ分からないことが多いウイルスや免疫の状況をベースに「科学が何を持って""正しい""と決めるのか」「専門家ではない人が最新の科学知識に向き合うには何が必要なのか」を、真正面から峰先生に聞いていきます。

 歯切れのいい解説と分かりやすさで、テレビやラジオでも引っ張りだこの峰先生ですが、その本当の持ち味は「人の好奇心を刺激してくれる」ところにあります。ポンポン返ってくる言葉に乗せられて、気がつけば最新科学のけっこうディープなところまで行ってしまう、かもしれません。(担当編集Y)

いま、立ち止まって考える
何が正しいのかを見極める思考法

◎ワクチンを打ってもマスクは着ける?
◎治療薬とワクチン、どっちを頼る?
◎新型コロナ対策は大げさすぎない?
◎ワクチンを打ったら出社する?
◎ワクチンを打ったら外食OK?

「正しいこと」はどうやって決まるのか。
「正しい」と、誰も保障できないときに
わたしたちはどう心を決めればいいのか。
"

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