手塚治虫x永井豪、巨匠による夢のコラボ作
漫画の神様・手塚治虫が生んだミューズ「ばるぼら」を、悪魔(デビル)の漫画を生んだ永井豪が描く、夢のコラボ作品!
『ばるぼら』は手塚治虫が1973年から74年にかけて、ビッグコミックで連載をした、小説家・美倉洋介とアルコール依存症の謎の女性・ばるぼらとの出会いを描いた異色作です。
2020年、手塚眞監督により実写映画が劇場公開、それを記念して生まれたのが本作です。ビッグコミック誌上で発表されて、話題となった手塚治虫x永井豪、二大巨匠によるコラボ作品をぜひご堪能ください!
巻末に特別収録された、永井豪が1980年に手塚治虫と一緒にアメリカ・サンディエゴの映画館で『シャイニング』を観た思い出を描くコミックエッセイも必見です!
●永井豪の言葉(「はじめに」より抜粋)
『ばるぼら』と同じ年に『ブラック・ジャック』の連載を開始した先生は翌年(’74年)、同作に助手のピノコを登場させますが、ばるぼらの二人が原型になったのでは、と思うんです。『ばるぼら』は手塚作品の中で分岐点となった大きな意味のある作品だと思います。そんな『ばるぼら』を僕流の新解釈で描く『永井豪版ばるぼら』をお楽しみください。
【編集担当からのおすすめ情報】
「ばるぼら」は世の全ての男性におけるミューズでもあり、魔女でもあり・・・不思議な存在です。永井豪氏は「手塚先生が乗り移ったような気持ちで描けた」と原稿を描き上げた後、しんみりと語ってらっしゃいました。
巻末に収録された「豪TOトラベル 手塚先生とのアメリカ旅」は、日本のコミック史を研究する方なら必見のコミックエッセイ(18ページ)です。初コミックされたエピソードを是非お楽しみください。
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