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現在の井原市、笠岡市、浅口市、里庄町、矢掛町からなる井笠地域は岡山県南西部に位置し、旧山陽道の矢掛宿や、瀬戸内海通行船の潮待ち港である笠岡港があり、古くから陸海交通の要衝として栄えた。
本書は懐かしい商店街、移り変わるふるさとの風景、郷土に伝わる祭りなど、およそ600枚の写真を時代やテーマごとに収録したものである。フォトコラムとして、賑わう金光教本部、宿場町の面影を残す矢掛の街並み、笠岡の離島の暮らし、懐かしの井笠鉄道、彫刻家平櫛田中、物理学者仁科芳雄などを特集。初版1,500部限定出版で増刷はなし。
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