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大学レベルの高等教育機関において標準的情報リテラシ教育に求められる内容に準拠したテキスト。大学レベルで求められるのは,機器やアプリケーションの操作を中心としたいわゆる情報機器操作の訓練ではなく,情報化社会を生きていくための知識や技能として,情報技術の特性や影響,責任範囲などを考慮した適切な利用方法を身につけることである。本書では,現代の情報化社会を生きていくために必要な情報リテラシを理解し,深化させることを主眼に,既存の特定の機器,機種,基本・応用ソフトに依存しない実践的かつ普遍的知識と技能を解説している。
第4版では,コロナ禍で一般化した遠隔でのCMC(コンピュータを利用した相互コミュニケーション)についての理解を深めるとともに,それらのCMCを中心とした新たな情報環境下での実践力を育めるよう,CMCに関する第3章を根本的に見直し,構成,例示,演習課題も,遠隔での講義や実習に相応しい内容に改めた。
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