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■プロローグより
同年代の大半が社会に出て、家庭を築き、良きパパになっていく年齢で俺は、
「○○がパクられた」
「あいつはまだ懲役だ」
といった話を平気でしていた。
そんな俺が、最愛の妻である麗子と出会うことで、少しずつ常識を身に付けていった。
自分の間違いに気付くたびに、1つ1つ修正していく。
心身を鍛えながら、自分のいた世界の「垢」を落としていった。
迷いがあれば、麗子になんでも打ち明けた。気付いたらいつも胸を張っていて、
何かに恐れることもなくなっていた。
最近じゃ、俺が元ヤクザであることを忘れている人もいる。
どうやって瓜田純士は、この「変化」を手に入れたのか。
この数年で何があったのか?
そんなことが、本書にはひたすら綴られている。
(瓜田純士/『アンサー』プロローグより抜粋)
■目次
第1章「衝突」
歌舞伎町時代/アウトサイダー/blogで関東連合と揉めごとに発展/YouTubeアウトロー抗争勃発
第2章「カネ」
金に臆病だ/ブレスレットを取られた/金の稼ぎ方がわからない/付き人やかばん持ち時代/金は最低限必要だ
第3章「家族」
親父のこと/お袋と兄貴/麗子と子どもたち
第4章「麗子」
価値観と倫理観/人を見る目/他人との距離/歌舞伎町出入り禁止/酒への逃亡/パニック発作(障害)
第5章「改造」
アル中とニコチン依存からの脱却/ウェイトトレーニングを始める/身の危険を感じさせる出来事/電子タバコを捨てる/瓜田に勝ったら10万円/ポジティブシンキング
第6章「YouTube」
『瓜田夫婦』の誕生/元祖「ぼったくりバーに凸してみた」は俺だ/プロファイリング/朝倉未来とのコラボ/「そのとき」に備える/新たな仲間たちと…
書き下ろし「月灯りに照らされて」
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