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「病気になったら治す」では気づかぬうちに病魔が進行していることも……
病気は「治す」時代から「予防する」時代へ
医療技術の進歩がめざましい今、
欧米を中心とした先進国では「予防医学」が着目されるようになっています。
日本でも予防治療の第一歩となるような先進的な検査が導入され始めていますが、
そのほとんどが自由診療であるため、広く認知されるには至っていません。
日本は、世界のなかでも医療先進国といわれているのに予防医学の浸透が遅れている――
日本人の多くは「予防弱者」だといえるのです。
(「はじめに」より一部抜粋)
予防医学とは簡単にいえば「病気にかからないように予防する」という考え方です。
特に、公的な保険制度がないアメリカでは、
病気にかかってから治療すると医療費が高額になるという事情もあり、
国民一人ひとりの「病気になる前に予防する」という意識が高くなっています。
一方で日本は、世界有数の医療先進国でありながら予防医学の浸透が遅れています。
アメリカと異なり、国民皆保険制度があるため、
病気になっても比較的安い費用で病院に頼ることができるので、
自分で病気を未然に防ぐという意識が薄くなるのです。
このまま多くの日本人が「予防弱者」でいた場合、
医療費の高騰、高齢者の増加による病床の不足、医師不足による医療難民の増加など、
さまざまな医療問題に直面することが予想されます。
本書では、日本の医療制度が抱える問題点を明らかにし、
国民の多くが「予防弱者」であることに警鐘を鳴らします。
また、病気にならないために日本の医療制度とどう付き合っていけばよいのかも
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